~海外でも大絶賛の福間洸太朗。彼が選んだバッハとメンデルスゾーンの敬虔な音世界~
【福間洸太朗コメント】
昨年10月、私はJ.S.バッハの編曲ものばかりを集めたアルバムを録音しました。
演奏すればするほど、バッハの音楽の偉大さと普遍性、如何に心の奥深くに沁み込んでくるかを再認識しましたが、実は18世紀末から19世紀の始めの頃は、ドイツでもバッハは殆ど演奏されることはありませんでした。
1829年、若干20歳のメンデルスゾーンが、バッハの死後初めて『マタイ受難曲』を指揮したことで、彼の音楽が復興するようになりました。
そのような経緯から、マタイ受難曲のアリアを含め、二人の天才音楽家の器楽系、声楽系の作品達を並べました。
画像:©Marc Bouhiron
【新型コロナウイルス感染防止対策を講じ、公演を開催いたします。詳しくは、ページ下部の「その他」をご覧ください。】
出演 | 福間洸太朗(ピアノ) |
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曲目 | バッハ: 「主よ、人の望みの喜びよ」(カンタータ「心と口と行いと命もて」BWV 147より)(ヘス編曲) シチリアーノ(フルートソナタ BWV1031より) (ケンプ編曲) 「羊は安らかに草を食み」(カンタータ「わが楽しみは元気な狩のみ」BWV208より)(ペトリ編曲) 「憐れみ給え、わが神よ」(マタイ受難曲 BWV244より)(福間洸太朗編曲) 左手のためのシャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004より)(ブラームス編曲) メンデルスゾーン: 前奏曲とフーガ第1番 ホ短調 Op.35-1 無言歌集より 『甘い思い出』、『二重唱』、『春の歌』、『紡ぎ歌』 ロンド・カプリチオーソ Op.14 厳格なる変奏曲 Op.54 アンコール <1曲目>バッハ:BWV29より「序曲」(サン=サーンス編)<2曲目>チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」 行進曲 Op.71a<3曲目>サティ:ジュ・トゥ・ヴ |
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