避暑地として全国的に知られる軽井沢町の歴史は古く、古来より伝承されてきた文化が多数みられます。今回、その中から江戸時代より唄い継がれてきた追分節にスポットライトを当てます。
当時の軽井沢は、町の中央を東西に横たわる中山道に沿って、浅間根腰の軽井沢三宿(軽井沢宿・沓掛宿・追分宿)と呼ばれる宿場町があり、そこで働く馬子たちや飯盛女たちによって追分節は誕生しました。やがてそれは各地に伝わり、様々な追分節となり、長い年月を重ね今日まで唄い継がれてきました。
「軽井沢文化遺産フェスティバル」では、軽井沢町と追分節の歴史や魅力を専門家・文化人に分かりやすく解説いただき、あわせて地域文化の保存・継承について提言していただくシンポジウムを行います。
また追分節保存会による追分節の上演と当地の追分節が起源とされる北海道江差町の江差追分会をお招きし江差追分全国大会優勝者の歌声を披露していただきます。
秋も深まる11月3日文化の日に、郷土の大切な宝物である追分節に触れ、親しんでください。先達から贈られた貴重な歴史遺産への理解を深める一日となるでしょう。
出演 | 江差追分会(北海道江差町) 追分節保存会(長野県軽井沢町) |
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曲目 | 【シンポジウム】 1、軽井沢の歴史・追分節の歴史 2、軽井沢の文化財の価値についての考察 3、現状の課題 4、文化都市としてのあり方の展望 【追分節】 江差追分会(北海道江差町) 追分節保存会(長野県軽井沢町) |
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